みきてー

戦地で生まれた奇跡のレバノンワインのみきてーのレビュー・感想・評価

3.5
原題の「WINE and WAR」がカッコいい。

「シリアやレバノンでもワインは造れる、ここに根を張り長く暮らしていく、ここで生きる」という気概を具現化したのがレバノンワインなのである。大変共感!

自分を27歳と言い張るメガネのおっさん(セルジュ)がパンチラインしかしゃべらなくて好きだ。
「使うのは脳だけだ」
「酵母もワインも戦争とは関係ない」
「聖書にはレバノンワインがでてくるよ」

ワインにボブ・マーリー聞かせてたり、おじさんのぞっとする話にコミカルなBGMが付いてたりして、出てくる人たちがみんな戦禍に苦しむ人然としていない。チャーミングで元気が出た。
みきてー

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