原題の「WINE and WAR」がカッコいい。
「シリアやレバノンでもワインは造れる、ここに根を張り長く暮らしていく、ここで生きる」という気概を具現化したのがレバノンワインなのである。大変共感!
自分を27歳と言い張るメガネのおっさん(セルジュ)がパンチラインしかしゃべらなくて好きだ。
「使うのは脳だけだ」
「酵母もワインも戦争とは関係ない」
「聖書にはレバノンワインがでてくるよ」
ワインにボブ・マーリー聞かせてたり、おじさんのぞっとする話にコミカルなBGMが付いてたりして、出てくる人たちがみんな戦禍に苦しむ人然としていない。チャーミングで元気が出た。