レオン

ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマンのレオンのレビュー・感想・評価

3.6
ネトフリ視聴。
実在した人物の戦争伝記ドラマアクション。
真面目にあまり誇張なく作られていて好感がもてるが、
主演二人に役者としての "華" が足りなく感じる・・・。

グレン・パウエルはいかにも優等生的で、リーダーとして危険を冒してまで味方を助ける様なガッツある要素が少し足りなく思う。
黒人飛行士ブラウン役のジョナサン・メイジャーズは、パイロットというより、ボクサー等の格闘家というイメージが強く、知識も必要とされる役には不向きに感じる。
(エンディングで「ジェシー・ブラウン本人」の画像シーンがあるが、本人の方がはるかに理知的でいかにもパイロット然としている)

ただ、戦闘機の飛行シーンや戦闘シーンが、アクション的な誇張がなく遠目に引いた描写も多い為、実際に飛んでいる様に見える。 プロペラ戦闘機の映像としては、かなりクリアで他の戦争アクション物より逆に新鮮にリアルに見えた。

主演二人がもっと適役な役者だったら、さらに感情移入出来、登場人物として好きになれて、評価はもっと高まったと思う。
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