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悪党と呼ばれた男のlemmonのレビュー・感想・評価

悪党と呼ばれた男(1951年製作の映画)
2.0
邦題が深みがあるように訳されているが、そのまま「チンピラ」でいいのではないかと言う感じ。

札付きの悪が、監獄から仮出所する。
母はそれでも受け入れ、真面目に働く弟も不服ではあるが仕事もあてがい兄を支える。

そんな母・弟を尻目に、弟の嫁に手を出し(酷すぎる)、他の女にも熱を上げ、金を稼ぐために犯罪にも手を染める。

びっくりするぐらいひねりがなく進む物語。
こんなやつはゴミ屑当然と、文字通りのラスト。

主演はローレンスティアニー。
この役には合わない硬派な風貌。
表情が固い、、、。
人間の情けなさを表現するも、力量不足。

本作の価値は主演ティアニーの弟が本当に弟役をやっているところにもある?🤔。ただティアニーにそれほど思い入れがないのでその点も特に、、、と言ったところ。


どんな息子であれ母は母。
厳しくもするが何があろうと守ってくれる存在である。
このシーンだけは良かった。
が、物語に工夫がないので、このシーンだけ浮いてた。
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