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悪党と呼ばれた男のnのレビュー・感想・評価

悪党と呼ばれた男(1951年製作の映画)
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きっちり60分、物語上必要な出来事、情報をかなりサクサクと処理していく様は見事。

終盤のゴミ処理上へと向かう車内をオープニングに持ってきてからの主人公の逮捕から出所、母親、弟と恋人、その恋人&別の女とくっつかせる、そして犯罪計画のための仲間との出会いをパパッと25分で済ませ、物語の真ん中である30分地点で弟の恋人を「殺す」。そこから実際の一連の犯行シーン(葬式の利用)に突入、45分で「裏切り」があって、そこから前半に行った「悪事」(別の女、出所させてくれたつ母親、恋人を奪われた弟)が次々と裏目に出て、最後は堕ちるとこまで堕ちて終わり、という感じ。

ローレンス・ティアニーは闇堕ちしたベン・アフレック感ある。サイコ野郎やりがち。
てかちょっと『レザボア』感あるなぁと思ったら...そういえば出てた。

息子に裏切られた病床の母親の魂の叫びはなかなかの見ものである。
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