のんのん

無法の愛ののんのんのレビュー・感想・評価

無法の愛(2022年製作の映画)
4.2
昨日は下北沢に行った。目的はFilmarksでわたくしが勝手にフォローしている方の映画を観ること。

最初は何も知らず、感想がなんだか面白いなぁ、文章が良いなぁと思ってフォローして、あれこれ読んでいたのだが、そのうち「監督作品です」とタイムラインに上がり、とても驚いた。

昨日は舞台挨拶と書いてあったので、こ、これは!と思い、映画が好きな友人とドライブしながら下北沢へ。

わぁ、かわいいミニシアター。始まるまでの時間、お隣でコーヒーでも飲もうと入ったら、わー、映画や音楽に囲まれた素敵なお店。

良い気分でいよいよ始まった。アニメなのである。

とにかくですね、専門的なことは全く分からないが、端から端まで見逃したくないぐらい絵が好きだった。そして何より最初から音楽が素晴らしかった。サントラあるわけ?と思いながら観た。

若い監督の才能と言ったら!どうやったらこれをつくるに至る育ち方をするのだろうか、病んでるのか?(笑)と、監督の生い立ちにまで興味を持った。

無法の愛。ピンクのカラーコーンを被った男がピンクの髪の女の子と恋をしてデートを重ねる。デートデートデート。(このピンク色が絶妙に良かった)この女の子の声がものすごーく良かった。

舞台挨拶、、、監督と、ピンク色の髪の女の子の声の女性が2人で。もじもじとして、こちらも緊張した!子供の学校の役員決めで、空気に耐えられず手を上げて役員になってしまうときに似ていた。

その雰囲気もまた良し。この映画をつくった人はこうじゃなくっちゃ。ピンク、ただのデートでは無いですからね。

監督が何を訴えたいわけでもなく淡々とつくったというところが、末恐ろしくも感じましたわよ。
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