ナナメのろうかの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

『ナナメのろうか』に投稿された感想・評価

KSat

KSatの感想・評価

3.7

個人的に主演の方と、監督の方と、それぞれ全く異なるところで知り合っており、それがこの映画で偶然繋がってしまった。これは見に行かざるを得ないと思い、ポレポレ東中野まで。

今の自分には本当にちょうど良…

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ih

ihの感想・評価

3.3

いっちゃん、さっちゃん、一緒に暮らして同じものを見て一緒に遊んで同じ記憶を共有しているけど、全然違う道を選んで違う人生を歩いてるね。もう、同じじゃない。最初から同じではなかった。私の廊下はずっと斜め…

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幼稚園くらいの頃、上野の美術館で迷子になったことがある。
その時は、たまたまポケットの中に数十円入っていて、たまたま出口に公衆電話があって、たまたま意味のない数列を覚えるのが得意だったから、一人で母…

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river

riverの感想・評価

3.7

レイトショーっぽい映画を見た。

出てくるのは女優二人、そして祖母が住んでいたという家だけ。
実験というほど前衛ではなく、家族特に姉妹の持つヒリヒリした感じや幼い頃の懐かしい思い出、ちょっとホラーな…

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東中野ポレポレだなっていう映画。 

Twitterなども含めレビューがあまり多くないけれど皆さん感性が鋭い。ポレポレに来る人ってそういう方が多い気がする。

姉妹がいる人がみるとより、思うところが…

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SN

SNの感想・評価

3.5

中編映画だから許される奔放さ
不思議な体感だった

階段上で昔のおもちゃが入った段ボールが破れるシーンが好きなのだが
破れる瞬間はフレーム外

フレームの外、省かれた時間、過去、描かれていないものこ…

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タテとヨコ 
正方形の画面の両端が扉で埋まっているので、中央に縦長のディスプレイがあらわれる。 
上から下に物は落ち、下から上に銃は撃たれる。

「カメラの前だとなんて話せばいいかわかんない」
登場人物は、姉妹の二人だけですが、舞台となる家、白黒のスタンダードサイズの画面、昼と夜で違う印象、複雑な妹の郁美の問題をゆっくりと描いています。「ある惑星の散文」の深田隆之監督の作品です。

初日舞台挨拶付きを鑑賞。
吉見茉莉奈さんが出ている。ただそれだけで急遽鑑賞することに。
モノクロでスクエア画面というのが新鮮でした。
観てるうちに、2人が本当の姉妹のように思えてきました。不思議な映…

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44分を興味深く観た。

取り壊される祖母の家、違う環境の姉妹を通して描かれる、家の記憶、家族の記憶、どうしょうもない絆。

さらに後半のダークな飛躍により、脈々と紡がれる一族の系譜まで俯瞰する(と…

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