GODZILLASAURUS

ゼイラムのGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

ゼイラム(1991年製作の映画)
4.5
「お経とゼイラム造形のトラウマ」

待望のブルーレイ発売。綺麗な映像で、20年ぶりくらいに鑑賞。
子どもの頃、友達の家で受けた衝撃を思い出した。

ゼイラムのテーマというべき「読経サウンド」を聴くと、当時のドキドキと恐怖が蘇ってきた。劇中曲もED曲も昨今の映画とは一味違う和要素を含む作品をうまく表現したものを使っているのが印象的。

まず、オープニングがかっこよすぎる。モノクロ映像のゼイラム脱獄?シーンは今見てもスタイリッシュ。

テンポよく進む展開が面白い。伏線を張ったり謎を作ったりせず、序盤がからゼイラムとの戦いが進んでいく。
ワイヤーアクションやCG多用アクションを見慣れてるので、本作のシンプルな肉弾戦と爆破アクションは少し物足りなくも感じるが、イリア役の森山さんアクション演技は色々な意味でドキドキするのでOK笑

ゼイラムの造形が不気味で素晴らしい。エイリアンやプレデターへのオマージュ要素も強いが、見た瞬間に「あっ、これヤバいやつだ」と感じる造形が良い。
本体の白塗り女顔はトラウマです。
今の技術で、ストップモーションをCGに置き換えたモノも見てみたい。

そして1番のトラウマ要素。ゴキブリに似た謎の生物の真空パック非常食!こらが1番忘れられない! 星4.5
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