HAYATO

なのに、千輝くんが甘すぎる。のHAYATOのレビュー・感想・評価

3.1
2023年479本目
亜南くじら原作の人気コミックの実写化
高橋恭平×畑芽育のW主演
失恋した高校生・真綾は、陸上部のエースでモテ男子・千輝くんに、なぜか「片思いごっこ」という恐ろしいゲームを提案される。
『午前0時、キスしに来てよ』の新城毅彦監督と大北はるか脚本らしい王道のTHE少女漫画の実写化
真綾演じる畑芽育さんが何度かブサイク呼ばわりされるのが衝撃的で、本作の舞台となっている世界は、完全に美的感覚が狂ってしまっている。
ヒロインのライバル的ポジションのキャラクターの存在感があんまりなくて勿体無い感じがする。
なにわ男子の高橋恭平さんは『メタモルフォーゼの縁側』に比べると、演技に不慣れな感じが出ちゃってた気がするけど、「陸上部の超モテ男子」という設定に説得力を持たせるビジュアルが良かった。
終盤のシーンで、陸上の大会を終えた千輝くんが、美しい海をバックに、大会会場から学校の図書室まで走り続ける姿が描かれているけど、その姿を見る限り、彼は長距離走の方が向いているんじゃないかと思う。
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