侑

私は男でも女でもありませんの侑のレビュー・感想・評価

4.1
性別で人類をカテゴライズすること
男性らしく、女性らしく生きること

それは”普通”であった

疑問を抱く人はいても少数であったように思う

ただ、個に焦点が当てられる社会となり、ようやく性別では括れない存在が表出してきた

それによって
自分を形容する言葉が見つからず、仕方なく男性、女性という箱によって表現していた人は救われた

性別では語ることができない人は現代のみならず、昔から存在していたと思う

自分は自分でよい
当たり前のことをようやく自信をもって認められる世の中になりつつあると感じた
侑