「私は男でも女でもありません」というノンバイナリーを追ったドキュメンタリー。
生物学的には女性として産まれてきた4人の子供達。
トランスジェンダーなのだが男、女の枠に囚われない、どっちでもない自分は自分だという考え。
それでも4人は思春期に訪れる体の変化などに耐えられず薬物投与、乳房切除、男性ホルモン注射など男性としての人生を歩んでいる
これらの選択により4人はとても生きやすくなったようだ。
体の変化に耐えられず自殺を考えたりした事もあるという。
今まで観てきたLGBTの映画、ドキュメンタリーとは少し違うのかと思って観てみた。
私は知らなかった「ノンバイナリー」という考え方があるという事が分かった。
枠に縛られないと考える事で気持ちが楽になったという4人。
とてもとても難しい事だが、4人は男性として生きる事を選んでいる。
もっと大人になったら「ノンバイナリー」として生きて行くのにどの様な変化が起こるのだろうか…。