サトシ

私は男でも女でもありませんのサトシのレビュー・感想・評価

3.7
LGBTをテーマにしたオーストラリアのドキュメンタリー映画。
子供を出産したら「男の子?女の子?」と聞かれる。しかし皆が性別が明確に分けられるとは限らない。女として生きてきたオーストラリアの子供たちは、自分は女でも男でもない「ノンバイナリー」と主張し始める。果たしてどんな思いで生きているのか・・・。
自分が性不一致障害で悩み、自らがハサミでペニスを切り落としたり、バストを切り落とすという事も起こっている。映画に登場した4人とも世間に公表する事でようやく自分らしく生きていっているように感じます。オリビアは11歳からホルモン注射を投与し始め、注射は痛いが喜びだという。LGBTにしても自分の周りにも苦しんでいる人はいるんだろうが、日本ではまだまだ受け入れの土壌がなく職場で公表する人は出てきていません。宇多田ヒカルがインバイナリーをカミングアウトしたようですね。
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