めちゃくちゃゆるいジュブナイルコメディSFなんだけど意外とエイリアンやセットなどの作り込みがしっかりしていて感心した。
冒頭、鬼気迫る感じで宇宙人との交信を試みる少年。
一体この少年に何があったのか？
その顛末がまず描かれて行く訳だけど、端から見るとあまりにも牧歌的というかほのぼのした展開なんだよね。本人にとっては最悪な事なのだろうけど。
ていうか宇宙人と交信する為の設備もあの少年が造ったの？凄すぎない？
で、ここからは宇宙人に見つかって大変な事になるという本格的なSF劇が展開されて行く。
最初に現れるエイリアンの気持ち悪いビジュアルが最高で、地球の食べ物を食べて体が大変な事になるんだけど、もう気持ち悪過ぎて逆に笑えるの。
その後も色んなエイリアンが出てくるんだけどいちいち気持ち悪くて最高だったわ（褒め言葉）。
それとは対照的に、重要な存在である犬がとにかく可愛くて癒やされる。犬の演技も素晴らしいものだったね。
