シン・シティを日本的なバジェットで取り組んだらこうなるだろうな、という個人的な妄想を具現化してくれた作品で、ダサいことを承知で言ってしまえばやりたいこと全部やられた！感。笑
インディーズならではな手法ではあるんだけど、間違いなく構成力や企画をまとめ上げる手腕のある人だと思いました。
例えるならサラリーマンが仕事帰りに小説を書き続けて数年かけて完成させたみたいな…
とにかく執念のこもった作品。
兎にも角にもストーリーや演出が軽妙だなぁという印象で、個人的にはもう少し見応えのあるドラマ性を期待してしまったけど、
SNSやYouTubeでサクッと見るにはめちゃくちゃ優れた作品なので、そういう意味ではこの作風で色んなストーリーの作品を観てみたいと思わせる、ある種ものすごく現代的なアプローチだと思う。
それこそ、最近声優さんが役者として活動したりすることがたまにあるけど、やっぱり声の癖が強くて気になってしまうことが多い。
そういう意味では、演じた後にアフレコして違和感を感じさせないこの作り方が一番適しているのでは？と思った。
TwitterやTikTok、Instagramで連載？する新しい形態としてのドラマ媒体として流行って欲しい！
