色んな感情がごちゃまぜになって。思わず声が漏れそうになるほどぼろぼろ泣いた。歪な部分もあるけれど。それ以上に物語に引き込まれる熱量が凄かった。国や慣習が違っても理解できるはずなのに。壮絶な過去を背負ったナディアの幸せそうな笑顔が痛々しくて愛しくて目に焼き付いてる。
役所広司の凄さを終始堪能できる。彼あってこその作品。そして太陽のように明るくどこまでも良い人な吉沢亮がとても良い。今までで一番好きかも。ベテラン勢の安心感と若手俳優たちの荒削りな勢いのバランスも良い。それぞれの物語が帰結するラストシーンが素晴らしくて。胸が熱い。