このレビューはネタバレを含みます
主人公かと思っていたイングクがすぐに死んで、嘘だろ!?!?と叫んだ。
あんなにギラギラした目をしてて、なんて色っぽい&カッコいい&極悪人でどんな暴れっぷりを2時間楽しませてくれるのかしら〜?と思っていたら、残り1時間を残して早々に退場されて、これは……どういう事……!?と、びっくりして再生ボタン止めちゃいましたわ。
主人公……ちゃうの!?
しかもヤラレっぷりが、まぁ〜〜チンケ。
弱いの。
いや、普通に弱いねん。
ヤラレる前から結構弱かったよ。
刑事にも、すぐに警棒か何かで殴られて、ナイフ落としてましたよね?
ほんまは、この子弱いんかな?
リーダーやのに、結構弱いんかな?
とかちょっと思ってたけど、まぁ主人公やし?後々覚醒されて、主人公補正と主人公パワーで、相当カッコいいアクションあるんやろうな〜と思ってたら。
死んだ。
え、待ってや。
死ぬんかい。待て待て待て。
前半思いっきりイキってたやん。
刑事の娘にムラッときたで〜言うたり、
この船の女は全部俺のもの〜言うたり、
タバコ吸って、死体にションベンかけてたやん。
死なんやろ。
死んだあかんやろ。
そこまでやって、イキリ散らしてたのに死ぬのはダサいわ。
辛いわ。
16kgも増量したイングクの努力は!?!?
もうちょっと、筋肉バキバキであって欲しかったけれども。
台本読んで、あれ俺すぐ死ぬな?と思って途中で放棄したんかな?
いやそんなことはしない筈。
知らんけど。
それにしてもすぐに死んだな。
そんで、キル・ボクスンの時も思ったけど、
何故、カタコトしか日本語喋られへんのに、わざわざ日本人の設定で韓国人にやらす。
まるで日本が悪いと言ってるみたいじゃあないですか。
自国内で終わらせておいて、そこは。
この映画にメッセージ性なんてないのです。
ただ人が死ぬだけ。
人はセックスと殺人にはどうしても興味が湧く生き物らしい。
なので、バイオレンスが見たい人に向けての映画です。