TIFFからずっと気になっていた映画。ようやく観れました。まだ2月ですが今年1番よかった… 心の奥底に眠っていた卒業が思い起こされてなんだか泣けて泣けて仕方なかった。いろいろ苦しかったけど愛おしい時間だったな。人生半ばにして自分にとって大切だったものを思い出すことができてよかった。
高校卒業までの2日間、少女4人のエピソード。必要以上に美化されたりセンセーショナルに振れることなく等身大で描かれているのがすごくよかった。4人の少女のちょっとした表情や言葉がとても自然で瑞々しくてグッときました。河合優実さんすばらしいな。まなざしとまとう空気感が好き。小野莉奈さんの泣き笑いにはきゅんとして涙が出たし、小宮山莉渚さんの静かに見守る愛情がステキだったし、中井友望さんがんばれってギュッとしたくなった。男性陣もよかった。藤原季節さんのあの先生はずるい…
シネマカリテでのキャストの皆さんの舞台挨拶回でしたが、皆さん夢のような可愛らしさで眩しかったです。司会進行の監督を交えてクロストークでざっくばらんにお話するのがよかった。皆さん真摯に役に取り組まれているのが伝わってきました。
多分もう一度観に行きます。朝井リョウさんの原作も買おう。
