少女は卒業しないのダビンチのレビュー・感想・評価

卒業式とともに、4人の少女たちの何かも終わりを迎えようとしていて、その瞬間がとてもエモーショナルで心動かされる。
4人の4つのエピソード、どれが欠けても成立しないような絶妙なバランスと空気感が素晴らしい。
変に背伸びをせず、ありのままを切り取り、そして描いていたからとても素直に届き素敵でした。
主要4人それぞれの演技が良く、特に河合優実さんが素晴らしかった。
そして安定の藤原季節さんもさすがでした。
全てが詰まったラストシーンがほんと良い。
「あの頃、ここが世界のすべてだった」