良かった。
校舎が建て壊しになる高校を舞台に4人の女子高生の卒業までの2日間を描く。
本作の好きなところは同じ空間の4つの話が交わらず独立していることで、それぞれがミクロ的で濃密なドラマになっているところ。卒業式間近って焦りにも近い変化を求めるのは万人共通なんだろうな。自分の青春も思い出させられた。
河合優実さんや小野莉奈さんは他作品でその実力を証明済だが、中でも軽音学部の部長役の小宮山莉緒さんが小松菜奈のような透明感を持ちつつ解像度の高い女子高生を表現できていて凄く良い。まだ18歳ということでこれから人気出るだろうなあ。要注目。
あと藤原季節はカメレオンすぎる。
