続カリート

ハンターの続カリートのレビュー・感想・評価

ハンター(2021年製作の映画)
2.9
謎の疫病が蔓延し世界が崩壊。スキャブと言われる食人感染者が蔓延る世紀末を一人の兵士が生きぬくサバイバル映画。

監督は「ヘルブレイザー」のジャスティン・リー。
「シャークネード」シリーズのアイアン・ジーリングが画面越しでちょいちょい登場。

リー監督作品と言う事で期待せずに鑑賞しましたが中々面白かった!
ジャケで連想するサバイバルアクションを期待すると完全爆死。
内容は一人の兵士が自分が担当するコミュニティを守る為、外をパトロール様がただただ流れるもの。
派手なドンパチや感染者とのバトルは殆どありません。
アクションと言うよりはロードムービーに近い作風。
洋ゲーを思わせるお買物依頼システムや時折入るFPS視点など完全に監督さんゲーマーですね。
アクションシーンで乱用されるスローモーション演出は使い過ぎで逆にダサかった…

主人公の兵士がこれまたカッコイイ!
キャップ頭にフライトジャケット、渋いヒゲ面でございます。
バールを愛用したり戦利品で敵の歯を集めてるものポイント高め!
終盤でジャケにも載っている戦闘用ヘルメットを着用するシーンはシビれた!
ただ戦闘力自体はそんなに高く無く普通の盗賊相手にも中々苦労します。
逆にリアリティあって良かったかも。

出番の少ない感染者スキャブは毒々風の特殊メイク。
普段はフードで顔を隠しており、さながらナズグル。
こいつらの特性が驚異的。
痛覚麻痺、骨密度上昇、心臓強化、運動能力上昇などチート級!
さらに進化を遂げた新種は自作で武器も作ってしまう頭脳派。
そりゃ主人公も倒すのに苦労するわ!

かなり地味な作品なので絶対にドンパチアクションを期待しないでください⚠️
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