このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
鑑賞の決め手はエマ・ロバーツさんです。
本作ですが、好きなところもあります。
ただ、「これは嫌だなあ……」と思うところが多かったです😓
①良かったところ
・序盤の展開
マーゴットとグリフィンが交際しているのかなと思いつつ、違和感がありました。
2人が直接やり取りをするシーンがなかったからです。
それぞれ別の相手がいると明らかになった時、わくわくしました。
その後の展開に期待しました。
・運命について
運命という言葉は若干苦手です。
全て決められているように感じるからです。
息苦しさがあります。
ただ、縁というものはあるのかなと思っています。
その意味では、いろいろな出会いの話を楽しむことができました。
・マーゴットとグリフィンの組み合わせ
2人が一緒にいると、幸せそうでした。
楽しそうな空気感が良かったです。
ただ、不法侵入してベールを回収する展開はやり過ぎに感じました。
お金を置いていって何とかなる問題ではないと思います。
②気になったところ
・運命の相手「じゃない」方の嫌な人感が露骨
キップとクレメンタインの嫌な人描写がやり過ぎに感じました。
長くなるので、後ほど書きます。
・みんなの前でフラれたクレメンタイン
可哀想でした。
クレメンタインがクセのある人とは言え、やり過ぎに感じました。
グリフィンの印象が悪くなりました。
・ピンクのコート
ラストの展開で使いたかったのは分かりますが……
「そんなに大切な物を会ったばかりの人に渡すのかな」という疑問がありました。
コートを返しに行く展開があれば飲み込めたのですが。
・姉がマーゴットの背中を押す展開
説教臭かったです。
③運命の相手「じゃない」方の嫌な人感が露骨
・キップ
しつこすぎて気持ち悪かったです。
マーゴット宅に来るのも嫌でしたが、結婚式に登場した時は心の底から引きました。
「この後の展開はどうなるのだろう?」というワクワクよりも、「この人、きつい……」感が圧倒的に強かったです。
武道を学んでいるのに、グリフィンに手をあげたところも嫌いです。
武道の先生に謝っていましたが、それで済む話ではないと思います。
そして、人様の結婚式でプロポーズしようとする厚かましさ。
最終的にマーゴットにフラれていましたが、これからも付きまとってきそうと思いました。
不気味でした。
・クレメンタイン
グリフィンをコントロールしようとする様が怖かったです。
そして、終盤の嘘泣きに唖然としました。
そこまで悪者にしなくてもと思いました。
グリフィン宅にクレメンタインが登場する展開はなくて良かったです。
くどかったです。
・小括
全体的に「キップとクレメンタインは不正解であって、マーゴットとグリフィンの組み合わせが正解です」感が強すぎて、押し付けがましかったです。
結論が先にありすぎると思いました。
③まとめ
気になるところが大きかったです。
ただ、好きなところもあります。
観て良かったです🙇