美しい旅路、と表現するに値する小さなロードムービー。
古き良きパリの街並みとそれに合った優美なジャズは、コロナ以降海外渡航していない自分へのご褒美のようだった。
もちろん美しいのは風景だけではなく少しずつ変化する2人の関係性や想いも。
2人の掛け合いの中で、自分の感性と噛み合わない部分がありつつも、最後はボロボロと涙が出た。
分かってるんだけど、こういう系にとことん弱い、、私。
日本語や英語と違い、言語のニュアンスに馴染みがないから、登場人物の心情を読み取るのに役者さんの演技は重要だけど、
マドレーヌの表情の演技が繊細でとっても良かった。