とびきりの笑顔を作り上げたものとは
タクシー運転手のシャルルが迎車に向かったのは老人施設に今から入居するという92歳のマドレーヌ
無愛想で感情的なシャルル
穏やかでユーモアたっぷりのマドレーヌ
老人施設に行くまでの道のりで思い出の場所を巡りたいというマドレーヌの希望通りに車を走らせることに
人は経験や感動したことで作られている
それは天にも昇るような幸せを感じることもあれば地獄を味わうこともある
どちらかと言えば人生は辛いことの方が多いかも知れない
だからこそ他者の心に共感できるようになる
マドレーヌの明るい人柄がシャルルの心を徐々に動かし始めると同時に明らかになるマドレーヌの人生
まさか笑顔の裏側にこんなにも壮絶な過去があったとは...。
人生には無意味なことなど起こらない
生きることは
楽しいこと哀しいこと
痛むほどに人を愛すること
愛する人とを失うこと
あらゆる経験を味わうことなのではないだろうか
そしてあの世へ旅立つ時に「あぁ、お腹いっぱい。美味しいものも不味いものもたくさん味わって面白い人生だった」
と言って逝きたいと思いました
コンシェルジュリー、最高裁判所、エッフェル塔、ヴァンドーム広場、ノートルダム大聖堂、シャンゼリゼ大通り
パリを訪れた時の思い出を辿っているとフランス語を話したくてたまらなくなりました🇫🇷💕