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インスペクション ここで生きるのsnufのレビュー・感想・評価

3.8
なぜ母に見捨てられても母を愛し続けられるのかという意味で「母さんがどんなに僕を嫌いでも」を連想した。
この映画で好きなところはゲイである息子を受け入れられない母の心の中にある思いとその残酷さをどっちにも舵を切らずにありのまま表しているところ。
条件付きでしか愛されない主人公の悲しさを感じた。
主人公の生きる道はここしか残されていないのか、この世界は地獄かという思いがよぎる。
それでも生きる姿に希望とは違う、でも強い何かを感じさせられた気がした。
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