このレビューはネタバレを含みます
引廻しの女ですら岸恵子という豪華なキャスト、端正なカメラワーク…と見どころは多いものの主人公のお吟さまにいまいち共感できず。
妻帯者の高山右近にグイグイ来るのも男女逆なら批判されそう。
秀吉や三成も…
2021年の東京国際映画祭で4K修復版が上映されたらしく、それがJAIHOで配信されていたのを鑑賞
田中絹代がどれだけ当時の映画界で大物だったかが伺い知れるセット美術、衣装、そして俳優陣の豪華さで…
処刑場に向かう裸馬に括り付けられた岸惠子の眼差しが伝播し有馬稲子の自害へと繋がっていく。ふたりとも愛する者へ身を尽くした結果ではあるが、男性中心の世界(社会)への抵抗として肉体を失ってもその志しは決…
>>続きを読む面白いし、品格を感じる美しい映画。
でも、お吟さまのような自分勝手な思い込みの激しい女は現代にも実在してるけどかなり怖い。
主役の有馬稲子は綺麗だし演技も素晴らしいけど、残念ながらちょっと強すぎ大人…