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隠し妻のimaponのレビュー・感想・評価

隠し妻(1972年製作の映画)
3.4
若き片桐夕子を愛でる。
東京に出てきて隠し妻になるまでがなかなか良い。特に母子二役の田舎パート。彼氏の清水国雄を追い掛け東京に出てきたが彼氏がツレナイ。ポスターのヒーロー俳優・吉田潔と出会い新宿の怪奇喫茶「ドラキュラ」へ。当時からこういうテーマ持った喫茶ってあったんですかね。
お化けアルバイトたちがドサクサで夕子の乳鷲掴み。良いバイトだなwここからシュールな妄想異次元に突入、「無限へのパスポート」を思い出したw
大きな薔薇の絵を背景に悶えたり色々アートを企んでる小沼勝のご愛嬌。
女好きアイドルが浮気ばかりで、屋上から全裸で飛び降りようとしたり、3人心中諮ったり夕子のメンヘラ度合いが増して行く。

ロマポで拓郎の「イメージの詩」が聴けるとは思わなかった。クレジットは?、そういう時代。
3年後、仲良く夫婦屋台引いて、来てみて良かった君がいるから♪なんてハッピーエンドかと思うと吉田の女癖は治らず前途多難な痴話喧嘩、お幸せに。

葵三津子がアイドル俳優の腐れ縁パトロンで流石のからみを見せる。
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