ゴン吉

日本侠客伝 浪花篇のゴン吉のレビュー・感想・評価

日本侠客伝 浪花篇(1965年製作の映画)
3.9
高倉健と鶴田浩二による任侠の世界を描いた「日本侠客伝」シリーズの第2弾。
高倉健が主演、南田洋子と八千草薫、入江若葉がヒロインを演じ、鶴田浩二、里見浩太朗、長門裕之、村田英雄、内田朝雄、藤山寛美、五月みどりらが共演。
マキノ雅弘が監督を務める。 

大正九年の大阪港が舞台。横浜の藤川宗次(高倉健)は、事故死した弟の骨を受け取りに大阪の淀政組を訪れる。藤川が淀政組ともめていると、半田(内田朝雄)のもとで荷受業をしている和田島(村田英雄)が上手く収め、藤川は半田のもとでしばらく働くことにする。そのころ淀政組は、九州の石炭を一手に扱う半田の仕事を横取りするために組合設立を半田に迫るが、半田はそれを拒否。そんな折、淀政組の兄貴分の冬村(鶴田浩二)が出所してくる…

高倉健が漢気あふれる役を演じ、村田英雄が貫禄を示しながら筋を通す。
途中で村田英雄が降板するも、後半には鶴田浩二が登場して仁義を通す。
一方、南田洋子と八千草薫、入江若葉、五月みどりらの女優陣が男たちと様々な人間ドラマを繰り広げてストーリーを盛り上げる。
最後は高倉健と鶴田浩二が二人並んで雪道を去っていく姿で決めてくれます。  

2023.11 BS12で鑑賞  
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