よくあるラブコメなのかな、くらいに期待しないでみたけど、想像以上に良かった。
たしかにオノヨーコしかり、年下と付き合うとバッシングを受けるのは、なぜ女性ばかりなのか？と、気付かされる。
親子関係の描き方も好きだった。
子どもを想っての決断。それが自分のその時にしたいこと、ではなかったとしても、親としては、子の幸せに直結する決断が、最終的に「したい決断」になる。いくら、理解がある娘でもあんな風にキャパオーバーになってしまったら最後は親が守るしかない。「ママが自分のせいで幸せを諦めた」と思いそうだけど、ティーンエイジャーだったら、「ママはあの時私も優先してくれた」という想いが残るのかな。親として考えさせられた。
アンハサウェイこの役のためにだいぶ体を絞ったのかなぁと思った。元仏大統領のマクロンの奥さんを彷彿とさせる年齢を感じさせない体型。美しいって正義だな、と美しいカップルに魅せられた一作でもあった。
