面白かった。時代(劇)感を抑える事で江戸時代と今を繋げる、笑って泣けて少し考えて楽しめる良い意味で敷居の低い超エンタメ作品
朝ドラ主役3人、大河主役2人、撮休主役2人含む豪華絶妙キャスト
今年3作目の前田哲監督。全く違うジャンルの3作品だけど個人的には最早外れなし監督。しかも今作は大好きなドラマ「小さな巨人」「下町ロケット2」「半沢直樹」「競争の番人」等の脚本家とのタッグ
原作の浅田次郎さんは(意外に?)映像化に寛容なだけではなく寧ろポイントさえ押えればあとは自由にやってくれというようなコメントを各作品で目にしているので作り手の拘りが全面に溢れるのが観ていて楽しい
神木隆之介さんは華やかな雰囲気と自由な演技で作品を引っ張っていきます。そして後半にいく程、追い詰められていく程あらわれてくる人間性やリーダー像。前任者の責任にする前に自らの立場をわきまえ人の立場に立ち今ある苦難と向き合いベストを尽くす。正に理想のリーダー像
杉咲花ちゃんはどの時代でも強い、そして演技がずば抜けいる。そんな中でも新鮮な花ちゃんもいて贅沢だし楽しめた
宮﨑あおいさんと小日向文世さんの両親役も最高。ナレーションも兼ねていた宮﨑あおいさんは改めて魅力超満載だった
松山ケンイチさん桜田通さんの兄上コンビも良かった。通さん美声、マツケンさん終始凄かった笑
切腹バカの語る切腹論笑。浅野忠信さん良かった
まさかの小手さんシーンで泣くとは。良かった
梶原善さん自由過ぎて笑った
勝村政信さんと石橋蓮司さんの所はベタな時代劇が堪能できます(勝村さんの敢えて気負った演技がツボ)
佐藤浩市さんは重要な役だし所作も素晴らしいしまさかのEDダンスで踊りが上手い事も判明
一狐斎(佐藤浩市さん)とタツ(キムラ緑子さん)のビジュアルがド派手。コーエーとコラボしてるだけに?無双シリーズキャラで通用すると思う笑
GReeeeNの主題歌もピッタリ。作品にふさわしい楽しいEDダンスも必見、エンドロール後も必見