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餓鬼が笑うのsolのネタバレレビュー・内容・結末

餓鬼が笑う(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

もう一度観たいかというとグロいので観たくないが、ストーリー的にはまた観たい。
昔読んだ、蜘蛛の糸とか、芥川龍之介の小説を思い出すようなじとっとした映画。血まみれの暴力シーンが度々あり目をつぶってしまった。けど、ホームレスが襲われるのとか現実味もあるし、自分もいま無気力に生きているから「あー、あの世にいってもいいかな」と主人公みたく思っちゃいそう。これが映画の怖さ。
考えさせられるテーマが満載で頭が追い付かなかったな。前世の記憶、餓鬼のいるあの世、教会、警察官の暴力、ホームレス殺人、競りでの騙し合い、DV、美人な彼女の豹変ぷり、、
映画館から出て日常の平和さが身に染みたので、そんな意味で観て良かった。ただ、女一人で観るものではない。
主人公の男優さんの闇に堕ちた独特な目が印象的!けど髪型変わるとあんなにも変わるのね。
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