近本光司

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスターの近本光司のレビュー・感想・評価

5.0
わたしにとっての偏愛映画。現実と夢の位相が逆転する。あの主人公の傷痍兵隊に倣って、まるでいままで観ていた映画が現実で、灯りのともった劇場が夢であるのではないかと錯覚させられる魔法。空を飛ぶという極上の感覚が映像をつうじて追体験できるという奇蹟に、この上ない感動を憶えて涙してしまう。