クリーム

善き生徒たちのクリームのレビュー・感想・評価

善き生徒たち(2021年製作の映画)
3.1
胸糞の悪い実話です。マトモな話は一切通じない狂気の3人組。終盤は、ホントに恐ろしかったです。
1975年 ローマにあるカトリック系名門男子校の生徒、アンジェロ、アンドレア、ジャンニの3人は家では厳しい親の言いつけを守り、良い子のふりをしている。 学校では、いじめを繰り返すようなクズ男。ある日、街で出逢った女の子達をデートに誘い、親しくなり事件へと発展して行きます。




ネタバレ↓




久々に胸糞悪いだけで終わる映画でした。生きる価値もなく、公正は不可なゲスい奴らの話を淡々と見せられるので、エネルギー消費高めです。
3人は出会った女の子2人を別荘に誘います。 2人を暴行、注射までして、1人は亡くなってしまいます。 『死ぬまでに時間かかったな』と、笑いながら話す人間とは思えない3人。 車のトランクに女性2人を押し込み、親を安心させるため家に一度、戻ります。 酷い暴行を受けたドナテラはまだ、生きていて、必死でトランクの中から、助けを求め、何とか救出され、3人は逮捕となります。
チルチェーオ事件を元に作られた実話。
事件の加害者は全員、終身刑の判決。 アンジェロは、2005年仮釈放された直後、女性2名を殺害。
アンドレア1994年モロッコで死去。その生涯を逃亡犯として終える。
ジャンニ減刑により2009年に釈放。
助かったドナテラは、2005年死去 享年47歳だった。
何で凶悪犯が仮釈放なんてされるんだろう?何の為の終身刑なんだろう?ドナテラの死因はなんだったのだろう?
チルチェーオ事件をもう少し知りたかったのだが、調べてもヒットしなかった。
何か消化不良の作品でした。
クリーム

クリーム