御涙頂戴とかではなく、もう何気なく転がっている事実一つ一つに涙が滲む。
「見えないこととは」「聞こえないこととは」
考えながら見たけどわからないや、、。
見えないと知っていても、聞こえないと知っていても、福島さん“に”「伝えたい気持ち」がある。
彼が人に伝えて、人と心を通わせて、人の力になって、生きる希望にさえなって、素晴らしいと思った。
「治そう」として「治らない」のはあまりにも辛い話。自分もお母さんや福島さんと一緒に「なんで、、なんで、、、」って思いながら見た。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」とか「神があなたを選んだ」とか、無理やり辛い気持ちを納得させるための後付けの文言でしかないって気持ち、私もわかる。。「いつかきっとこの経験が糧に、、」とかもいらん！今辛いのが嫌やねん！って、、ってまあ福島さんの苦労に比べたら微塵子みたいな私だけど思うことがある。
結局は前を向くって素晴らしい。いつ何時も前なんて向いてられないし、どんなに強い人でも落ち込む時があって良いと思う。でも最後に前を向いて乗り越えられるのがすごい。結局自分がこの言葉を使うことになってしまっているんだけど、他の人にはできないことだと思った。
人の優しさ、人間という種族の素晴らしさを感じる。勇気をもらった。
