小説「嵐が丘」の著者エミリー・ブロンテの半生を描いきながら、インスピレーションはどこから生まれるのかを問う。
「嵐が丘」を読んでいないし、映画やドラマでも観ていないため、映画を見終わってからwikiであらすじを確認しました。それを読んで、小説のシーンや構成を演出に使っているのに気づき、事前知識がある方が楽しめる映画だと思いました。
カットの取り方にも拘りを感じ、絵画的なカットが多く見られました。ミレーやフェルメール、レンブラント、マグリッドなどを彷彿させる感じは、絵画好きの人にはいいかもしれません。美しい音楽も良かったです。
いずれにせよ、マニア向けかなと思ったところです。