第二次世界大戦末期。不利な戦況を変えるべく極秘任務で、Uボートの艦隊がニューヨークに向かう。アメリカ製の戦争アクション。
低予算の戦争映画。ドルフ・ラングレンさんとフランク・グリロさんというB級映画ファンには人気者同士の共演。
しかし、フランク・グリロさんはほとんど客寄せパンダで個室から動きません(笑)
そもそも無謀な作戦で敗戦濃厚なナチスドイツにそんな余力あるのか…。
末期とはいえあの時代のドイツにあってヒトラーに対してあからさまな態度を取ったら許されないと思うし、上官に対して逆らうとかもあり得ないと思う…。
ツッコミどころは満載だが寒い潜水艦内で白い息を吐くとか、こだわってるところもあります。
この手の低予算映画にしてはCGは頑張っていますし映像も綺麗です。
しかし、なぜか全体的に迫力に欠け緊張感も伝わって来ません…。
艦長というか軍人の美学みたいなものを描いていますが、薄っぺらくて感動に至りません…。
戦争アクションというより人間ドラマで、低予算製作ながらまずまずは観れますがイマイチなのは確かな作品。