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衝撃実録! ワイヤーカード破綻劇の内幕のMUのレビュー・感想・評価

4.0
ワイヤーカードという会社の名前は報道で目にしたことがあったが、
恥ずかしながらこれだけ大きな会社(一時はドイツで最大の時価総額に到達した)の不正についてこのドキュメンタリーを観るまでよく知らなかった。

ドイツ人に対しては実直なイメージを持っているが、嘘で塗り固められ、実体のない会社がDAX(日本でいうTOPIX)の銘柄の1つとして採用されていたことに驚きを隠せない。

FTの記者を盗聴、監視、贈賄などあの手この手で記事を握り潰そうとしたり、ロシアなど複数の国の元諜報員と繋がっていて、EUを混乱させるためアフリカから欧州に流入する難民の問題を裏でロシアが手を引いていたり、闇の深い事件だった。
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