くまのプーさん×悪魔のいけにえ
くまのプーさんの原作の著作権が2022年に切れたことで、パブリックドメインとして作成された映画。昨年から結構話題だったし、今年1番楽しみにしたと言ってもいい。
ただディズニーの著作権は残っているので、そこに触れないように気を使って撮られていた。
率直な感想で言うと、普通のスラッシャー映画だなという感じ。低予算のスラッシャーとしての形式はしっかりありホラー映画として成立していた。
プーが割とグロめに殺していくのは意外だった。
ただ普通のスラッシャー映画すぎたので、別にくまのプーさんじゃなくてよくねって思う部分が強い。設定と序盤の展開は良いのだが、中盤から中弛みがある。ミツバチを操って人を襲わせるシーンは良かったので、くまのプーさんならではの残虐シーンがあっても良かったのでは感じた。プー使ってこれかよって感じ。
全体的な雰囲気は、悪魔のいけにえといった感じで監督も好きな映画で悪魔のいけにえで挙げていたので意識していたのだろう。
ただ違うのはレザーフェイスより、プーが圧倒的に可愛い。そう言う意味では新しいホラーアイコンになるのも期待できるかもしれない。
