クリーム

プー あくまのくまさんのクリームのレビュー・感想・評価

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)
3.2
プーとピグレットの姿が酷い。プーなんてガタイのオッサンがプーの被り物をしてるだけ(笑)。ピグレットも同じテイスト。気合が入っているのはグロ描写のみ。内容なんて王道ど真ん中。で、図々しくも続編狙いな終わり方。どうなんだろう?怖いと言うより、面白いのかも知れない。スラッシャーコメディ!?

クリストファー·ロビンは幼い頃、人語を話すプー、ピグレット、イーヨ、ティガー等と100エーカーの森の仲間達と楽しく過ごしていた。 しかし、大学進学をきっかけにプーらを森に残し、旅立った。プー達は、捨てられた悲しみとロビンが来なくなり食べ物にも困り、イーヨを犠牲にせざるを得ない状態に。 そして、プー達はロビンへの恨みから、人間を憎む様になり、人々を襲う怪物へと進化して行った。



ネタバレ



成人したロビンは婚約者のメアリーを連れ、100エーカーの森を訪れます。メアリーはピグレットに殺され、プーが現れ、ロビンは連れ去らました。
その後、事情を知らない女子大生5人が100エーカーの森へと遊びにやって来た。その頃、森で別の女性がプーに襲われ、 小屋に連れて行かれます。その小屋ではロビンが監禁、拷問されていた。
5人のうち、ララが最初にプーとピグレットに車で潰されぐちゃぐちゃに。この時の飛び出す目玉がいかにもB級でチープ。次にアリスがピグレットに柄の長いハンマーで殴り殺され、ゾーイが連れ去られ、残りの2人はピグレットを追って小屋へ。
捕らわれているロビンを解放し、もう1人の女性も解放した。 ゾーイはピグレットを殺した。そして、プーがゾーイを殺す。 逃げ続けるジェスとマリアは道で通りかかった車のヤバそうな輩集団に助けを求めると、彼等はプーを攻撃。しかし、プーは、簡単に全員とジェスを殺した。マリアのピンチをロビンが追いかけて来て、車でプーを潰すも、彼は死なず、マリアを殺害し、包丁で彼女をメッタ刺しにした。ロビンが叫ぶ所でブチッと終わる。

プーがロビンを殺さないあの終わり方は続編ありって事なんだろうなぁ。クオリティはイマイチだが、何故か続きは気になる。
ピグレットが強いのにあっさり女子に殺されるとか、絶対女子2人を襲ってきそうなジジイ軍団が彼女達を助けたりと裏切る展開は割りと好きだった。不思議な作品だった。
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