すー

プー あくまのくまさんのすーのネタバレレビュー・内容・結末

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

メモ:雑でした…。
くまのプーさんの著作権が切れてものすごいスピード感で作られ、話題性をさらった映画。
期待感は高まっていたけどその期待を大きく下回る映画だった。


まず最初に100エーカーの森には「オウル」「ラビット」「イーヨー」「ピグレット」「プー」という化け物がいるというアニメーションでの説明が入る。あ、ちょっといいかも期待できるかも。と思ったあの時の気持ちを返して欲しい。
うむ。全編通して出てくるのはプーとピグレットだけである。匂わせもない。最初から2匹しかいないかのような2匹完結っぷり。
いやイーヨーはいいよ。死んだことが説明されてるからね。オウルとラビットはどこにいったのか。笑
出てこないなら最初から名前出さなくていいし、雰囲気で名前だけ出したいなら何故ティガーさまをハブるのか。
と言いたいことは山ほどある。

それでもホラーとして面白いならいいけどそこもそうでもなくて。まずプーとピグレットのビジュアルがイマイチ。普通の人間のおじさんの身体に塩化ビニールっぽい顔がついてるだけ。この手の映画ってそこのビジュアル大事じゃない?
他にもホラーとして新しいことに挑戦してないし、かといってコメディーに振り切って笑えるかといえばそういうわけでもない。

なんか褒めるとこないよ!
愛せる系のダメさじゃないんだよなー。。。
そもそもいいものを作ろうとしてなくて、話題性先行で稼げればいいやっていう狙いが透けて見える。
あーでも、ひとつ無理やり褒めるとしたらクリストファーロビンを殺さなかったとこはちょっとよかった。
プー達が悪に傾いたきっかけで最も憎んでいるはずのクリストファーロビン。なのにでも何故か彼だけを殺せないっていう葛藤?みたいのはちょっと深いなあと感じた。
すー

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