原作は藤沢周平の長編小説です・・series第5作目🎬です。
ある日、清左衛門を訪ねて来た江戸詰の近習頭取から10年前に御納戸頭の半田が起こした収賄事件が実は濡れ衣だった可能性があったと聞かされる・・更に半田の最近の行状を調べていくうちに思いもよらない事実を知る事になる。
同じ頃、かつての道場仲間で過去の失態により不遇のまま隠居となった清成と再会する・・清成の誘いで道場の同輩であった植田とも出会い酒を酌み交わす。
そんな矢先、藩内の派閥争いを根とする事件が起きる。
家族と共に生きる悦び、旧友たちとの思い出、隠居した彼等が抱える複雑な思いを描いた秀作です。