ろく

野良猫ロック 暴走集団’71のろくのレビュー・感想・評価

野良猫ロック 暴走集団’71(1971年製作の映画)
3.0
シリーズ最終作。これで梶様ともお別れか……

しかし最終作にはあまりふさわしくない梶様囚われ=何も活躍しないというなんとも悲しい出来(最後の死に方もあまりに唐突。あ、このシリーズいつも唐突だけど)。

ところどころユーモアあるけどどうも僕は藤田敏八のユーモアに合わない気がする。楽しそうにしていると「野良猫ロックじゃないじゃん」なんて理不尽に思う。僕は長谷部監督のシリーズのが好き。

今回はおなじみ藤竜也は活躍するものの、それ以外だと原田芳雄。おおお!ここで出る。どてらでへらへらしながらなのは相変わらずの原田美学。ベビーフェイスは地井武男。野良猫ロックでは必ずいい奴。でもお坊ちゃん。范文雀はチョイ役。残念だ。

最後はウエスタン村だろうか。日光にある(昔行った。もう潰れているはずだ)。そこでなぜか敵役は馬に乗り、さらには銃撃戦、最後はダイナマイトで自爆。はい、様式美。

若いころの堺正章でてますよ。しかも歌付き。
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