てっちゃん

ヴィーガンズ・ハムのてっちゃんのレビュー・感想・評価

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)
3.8
コロナ休養3本勝負の最後です。
こちらも短文感想になるかと思います。

廃業寸前の精肉店を営む夫婦が、ヴィーガンのハムを販売したら、それはそれは大繁盛!そして、夫婦はヴィーガンたちを狩りに行くのだ!という内容なんですが(ジャケとタイトルからしての想像通りでほっとしました)、本作はそれをコメディタッチで描いているので、観ていて面白いんです。

単純にキャラがいいんですよね。
主人公である夫婦が強烈。
一見すると夫がやばそうな奴だなと思っていたら、実は妻の方がやばいという設定は最高だし、その他の金持ち精肉店仲間、娘の彼も最高。

それぞれの役割の中できっちりと動いてくれているのが印象的で、面白半分で制作していない意気込みを感じましたね。
なのでそのあたりの人間関係に伴う、実は?のメッセージもあるもんかしら?と観るのも面白いかもしれません(2回目観るならそうした目線も楽しそう。たぶん観ないけど)。

でもそれだけではない一面もあって、格差社会やらヴィーガンを巡る考察だったりも垣間見れます。
特に、お金と生活との関係性ってところが面白くて、お金を持ったらこうなっていきますよねという過程が見えるのが面白いなと思いましたね。

さあコロナ休養3本勝負は終わりましたが、久しぶりに家映画を楽しめましたが、コロナは勘弁ですと思った期間でしたとさ。

あ、意外と長くなってまった。
てっちゃん

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