タイトル通り、うっかりヴィーガンの肉をハムにして販売したら爆売れしちゃったお話。
グロゴア描写もあっさりめで殺人もサクサク進むためスナック感覚で軽く見れる面白い映画。
そもそも思いついたとしてもこれを題材に映画作るか?という非現実さと、ヴィーガンや環境活動家が街を襲撃するという実際に起きている問題から発展してもおかしくないという現実の間を縫った題材の時点ですでに面白い作品。
肉の旨さや儲け、ライバル店への敵対心などからどんどん倫理のタガが外れる様は、現代のSNSや報道における自らが敵と断じたものへのネットリンチやセカンドレイプに通ずるところもあるのかなーなんて見ていて思いました。