タイトルにも込められてるヴィーガンに対する煽りしかり、他にもブラックジョークがたっぷり詰め込まれていて、そのあたりで評価が結構分かれそうなのにまだその上人体解体描写なんかも丁寧にやってしまってたりする。
なもんで、こんだけキャッチーな雰囲気にも関わらず、人は大分選ぶ作りになっている。
娘の彼氏が話す、俺は過激派と違って店は襲撃しないし信条も他人に押し付けない…からの、延々と講釈を垂れ流す感じの攻撃性ったら。
そこがお前らの嫌われるところだろうがよ! という。
一方で夫婦が犯行を繰り返すうち、徐々に人間を肉としか思わなくなってくる描写なんかは、風刺的というか、こうやって豚とか鳥とかを家畜としか思わなくなっていったのかもしれないな…なんて思ってしまうような要素もあり。
非常に面白く、終始どっかしらで笑える要素があって個人的にはかなり好みでした。
定期的に見直したいです。