笹川パンダ

ヴィーガンズ・ハムの笹川パンダのレビュー・感想・評価

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)
2.7
脚本の構成が悪くて乗り切れない。
2回目の殺人がほぼ映画の後半で、それまでのためらいが長すぎる。やろうとしてできないというのを長くやりすぎてて心理ドラマになっててコメディーの軽さがない。
ヒッチコックやらブレッソンやら映画史的な小ネタが挟まってるのはまあいい。
主役の夫婦が意外に常識的なのがテンポの悪さに繋がっている。
もっとコメディーに振り切って大ネタのギャグをかましてほしい。
平坦な印象。
題材が気持ち悪いのに深刻にやられると尚更気持ち悪い。
笹川パンダ

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