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ゾンビ・サステナブルのsonozyのレビュー・感想・評価

ゾンビ・サステナブル(2021年製作の映画)
3.5
ゾンビがサステナブル???という邦題に惹かれて(笑)。
ちなみに原題『Wyrmwood: Apocalypse』は、ヨハネの黙示録に出てくるニガヨモギという名の星(→正しいか分かりませんが、困難にある時代に地に満ちる苦しみの象徴?)。

ゾンビがはびこる荒廃した大地。
登場するのは、
凶暴にゾンビ化するハイブリッド(完全にはゾンビ化せず血を飲ませればギリギリ人間に戻る)のブルック(ジャケ写メイン)はゾンビを子分のように操れる。彼女がゾンビ化した際に対処する兄バリー。
ブルックに首を噛まれグループを離脱するグレースと姉マキシ。

そして、主人公は一人トレーラーハウスに暮らすリース伍長。
敷地に集まってくるゾンビを捕まえ、マスクをセットする。ゾンビが吐く緑色の息を集めて動力源に変え、肉を焼くバーベキューコンロの熱源に使ったり、車の燃料代わりにするのだ。(つまり、ゾンビを動力源にして、サステナブルに暮らしてる? この設定が新しい。笑)

リースの任務は、重装備の改造トラックで大地を走り、イキのいい生き残りの人間(ハイブリッド含む)を捕らえ、何をしているか知らされていない実験施設に届けること。
施設からは、ワルそうなスキンヘッドの大使と部下。血まみれの黄色い防護服を着た狂気漂う博士らが出てくる。

グレースを捕らえ施設に渡したリースだが、その後、実験施設の内情を知り、ブルック&バリー(妹兄)、グレースの姉マキシ、子分ゾンビと共に、グレースの救出と実験施設のメンバー(大佐、キチガイ博士ら)の壊滅に向かう。。

キア・ローチ=ターナー監督の2014年のデビュー作『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(Wyrmwood: Road of the Dead)』(未見)同様の世界観(「マッドマックス」とゾンビ映画のミックス)とのことですが、なかなか楽しめました。
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