人間とロボットが共存している大都市メトロポリス。高層ビルジグラットの完成式典の最中、そこにケンイチと叔父はやってきた。彼らの目的は指名手配中のロートンを逮捕する事。
ケンイチ(小林桂)ヒゲオヤジと行動を共にしていたがティマに出会い共に行動する事となる少年。
ヒゲオヤジ(富田耕生)探偵。
ティマ(井元 由香)ロボット少女。
ロック(岡田浩暉)レッドの養子。レッドに依存。
レッド(石田太郎)メトロポリスの権力支配者。鼻がデカイ。
ペロ(若本規夫)青い顔に赤い線の入ったロボット刑事。
ロートン(滝口順平)レッドの依頼でティマを作った科学者。両目の色が違う。
ポンコツ(青野武)科学者。
ブーン(池田勝)メトロポリスの大統領。
イタアリン(八代駿)警視庁警視総監。
スカンク(古川登志夫)国務長官。
ランプ(千葉繁)諜報省長官。
ハムエッグ(江原正士)地下管理責任者。
リヨン(土師孝也)市長。
アトラス(井上倫宏)失業者達の指導者。
フィフィ(愛河里花子)清掃ロボット。
エンミィ(小山茉美)レッドのメイド。
他声出演者→松本梨香他。
脚本→大友克洋。監督→りんたろう。
「バベルの塔が神の怒りにふれたか…」
手塚治虫作品のアニメ化。少し興味があり鑑賞してみました。
人とかロボットとかはいかにもアニメって感じなんですが、映像が凄い!金属系とか!後ろで泳いてるお魚とか!立体感のある動き!浮いた車!建物デカッ!都会的でカラフル!目が楽しい。
ジャズサクソンフォーン奏者の本多俊之が音楽を担当しているらしく、音楽が素晴らしくオシャレな感じで大人向けに感じた。
声優にアンパンマンの漫画家やなせたかしやデビルマン、キューティハニーの漫画家永井豪などが参加しているらしいが、誰を演じてるのかさっぱり分からない。ウグイス嬢の皆口裕子は分かりました。ケンイチ、ティマの声優さんはどちらかと言えば棒ですよね?。ロックの声は元「To Be Continued」の方。
フィーフィー?ってロボットが可愛い。
「どうして人間は物事の解決の手段に暴力を用いるのですか?」
警察官のロボットがとても良かったので、もう少しそれを生かして欲しかった。後ヒゲオヤジも強いんかい!カッコいいじゃん!ってなった。
主役とかヒロインとかがいまいち好きになれないキャラ。人間じゃねぇのよ?なのに私はケンイチと同じ人間!って言い張るのは何故?。ロボットだってば。ケンイチもティマも、そこまで愛や情が生まれる程一緒にいたか?とつっこみたくなる。ラピュタや未来少年コナンやふしぎの海のナディア並みに男女が密ならまだしも。
お父さん大好きだけど嫌われてる血のつながりのない息子が荒れまくりでバンバン殺すのも何だか見てて、どうにも不愉快でしたねぇ。何も満たされやしないし。
良い所も沢山あったけど色々おしいなと思えた作品でした。