このレビューはネタバレを含みます
内容としては悪くはなかったかなというのが正直な感想 すごく良いとまではいかないけど、関東大震災において朝鮮人を虐殺していたという過去があるというのを知るキッカケとしてはいい映画だったと思う 偉い人は認めていないようですが
"朝鮮人だったら殺してもええんか？"という言葉にはなかなかグッときて良かったのに、最後の水道橋博士の"自警団作って村を守れって言ったじゃないですかぁ〜"でガックリって感じでしたね
状況も状況だし気持ちはわかるけどその前に自警団解散の通達もあったし、殺人を犯した言い訳がましさを感じて、このセリフのせいで今までの2時間というかこのテーマにした意味を台無しにしたな〜とは思いました
私刑の暴走って本当に恐ろしいんだけど、現在もまだ当たり前のように存在してるから人間が生きてる限り無くなることはないんだろうなと思ってしまう…
東北大震災のときには"日本人の"強盗や強姦があったと聞いたし結局人種うんぬんの差は低いんじゃないのかな…
セックスしたい田中麗奈と亡くなった柄本明におっぱい押し付けるシーンの必要性はよくわかんなかったです。
東出昌大はなかなか合う役があてがわれてて面白かったけど、相変わらずなんとも言えない演技をされますね 顔だけは良い(ただの個人的な好み)のがまた複雑
