福田村事件のOGSのレビュー・感想・評価

自分の卑しい部分に手を突っ込んで真っ向に立ち塞がる。
ドキュメンタリーであろうが、劇映画であろうが何を伝えようとしているのか明確だから、細かいことが気にならないのが森達也の作品の強さだなと改めて感じた。

恥ずべき歴史と、未だなお脱却できていない価値観。どこの誰にでも産まれて授けられた名前があるということから目を逸らしてはいけない。