マツモトタクシー

福田村事件のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

福田村事件(2023年製作の映画)
4.3
最近は3勤1休の形になってきた🚖
4日に1度回ってくる京都駅タワー側の当番日
わりと売上が上がりやすいので少し残業して次の日を休みにしている
2日間は北大路の乗り場で過ごし3日目に当番日の京都駅で残業、次の日休みのルーティン🚖

今日は当番日の翌日なので休み😪
朝から2度寝して昼から洗濯と組合に提出する売上日報の作成

出町座では今この作品を1日2回上映している
昼間の上映はスルーして夜からの上映に合わせて出掛けた😀

早めに到着して商店街をうろうろ
いつもの250円のDVD中古店で在庫が沢山追加されていたので7枚購入💿


実は去年に高橋ヨシキさん監督の「激怒」の舞台挨拶でみなみ会館に行った事がある(激怒のレビュー参照)
その時にサインを頂いた後、表で直ぐに客待ちを始めた

すると何と応援で駆け付けていてパンフにサインもして貰った「岬の兄妹」の兄役の松浦祐也さんが乗車
その時に色々とお話を聞かせて頂いた🚖

「映画が好きです」と言うと気さくに色々と話して下さりこの作品の撮影で京都に来ていて、その日は撮休だったのと「激怒」の主演の川瀬陽太さんと懇意にしているのと自身も出演をしているので急遽登壇で駆け付けたという😀

その時はまだこの作品も製作段階でキャストの発表もしていなかったので内緒でお願いしますとの事だった😅

ドキュメンタリーの森達也監督がドキュメンタリーじゃない作品を撮る❓
関東大震災から100年という事でプロジェクトが立ち上がり昔の福田村事件をモチーフにした作品との事だった

京都の北の方で撮影してるとの事で今日のEDロールを見ると丹後で撮られていたようでフォロワーさんのレビューでは滋賀でも撮影していた様子
マツタクはお店のセットは太秦の映画村じゃないかなと思った
ずっと楽しみにしていた作品☺️




20:15 B1 42席 D3 👨7👩0👬1



「A」「FAKE」等の森達也監督作品


千葉県に有る福田村
妻の静子(田中麗奈)と共に澤田智一(井浦新)が朝鮮半島から帰郷したところから物語は始まる

村ではシベリア出兵で夫を亡くした島村咲江(コムアイ)や咲江と関係を持つ田中倉蔵(東出昌大)
父の貞次(柄本明)と妻マス(向里祐香)の関係を疑う井草茂次(松浦祐也)
様々な事情を抱えながら人々は暮らしていた。。








以下ネタバレ



同じ頃、沼部新助(永山瑛太)率いる香川から来た薬の行商団が福田村を訪れいた

政情不安な社会で朝鮮人に対する差別的感情が強まりつつある空気の中、関東大震災が発生
混乱と疑心暗鬼はまたたく間に広がり「朝鮮人が井戸の水に毒を入れた」というデマが飛び交い福田村にも自警団が結成される
そして行商団の彼らは朝鮮人ではないかという嫌疑が掛けられてしまう。。




関東大震災の不安から外国人に襲われるとの風評が広まり朝鮮人、中国人、社会主義者等が約6000人が虐殺された
そしてこの作品では日本人が朝鮮人と勘違いされ虐殺された千葉県の福田村事件に焦点を当てている

前半は事件に関係なく当時の村の濃厚な人間関係や当時の世相等が丁寧に描かれる
後半は地震が起こり特に残り30分は怒涛の展開


以前に森達也監督のオススメ映画として「ソルジャー・ブルー」というインディアン虐殺映画を観たことがある
その作品も2度と観たくないと思ったがこの作品もそのテイストに近い名作に仕上がっていた☺️
見返したくは無いけど1度は観ないといけない映画😀


行商団が水平社の文言を唱える
水平社の事は今は習わないのかな。。

関東では23区の区割りもあり差別意識は西日本よりは酷くないかも
昔の話ではなく今も西日本では差別や偏見は根強く残っている。。







明日は不良老人達、ステイタム先輩と砂さんから「MI」に連れて行けと言われている。。😅
砂さんは約束しても当日忘れている事がホントに多い😅
最終しかやってなくてTOHO二条で20:00から23:00まで。。長い1日になりそうだ😁