100年経っても人間は同じ
加害者側も被害者側も事件までの時代や感情の移り変わりが丁寧に描かれていた
リベラル派の登場人物が正義のヒーローになりきれないところもリアルで苦しい
自分もいつだって加害者になりうるという自覚を持って、自分の目と耳と頭で考えることを骨に刻みたい
80代の方に聞けばみんな知ってるこの事件、私を含めて同世代は誰も知らんかった
「知る」ことから始まるすべて
「僕はなんのために生まれてきたんや」が頭から離れない
東出昌大と田中麗奈の配役が百点満点
パンフレットと思えん分厚さで読み応えたっぷりやからちと高いけどぜひ